この記事では、誰もが幸せになる休息のヒントや偉人達の名言を紹介!
今回は「ワイルダー・ペンフィールド、マーク・トウェイン、マース・トロリー=カーティン」です。
脳科学者 ワイルダー・ペンフィールド
衝撃的な実験と共に、脳の役割を明らかにした「脳地図」で有名な脳科学者ワイルダー・ペンフィールド
彼のエッセイ「無為の有用性」ではこう述べています。
何もしないことで教育の幅を広げ、生産性の高い専門家に育てるのです。
幸せにも、役立つ市民にもなれます。
世界を深く理解し、多くのことができるようになるのです
じつは、メンタルが疲れた時は充電しなければいけない、というのは誤った考え方です。
全てが間違っているわけではありませんが、疲れた心が求めているものは、「変化」であることが多いのです
思い返してみてください。
休息の時間にアクティブに動いても、次の日の仕事に影響することはあまりないですよね。(逆はものすごくある)
むしろ仕事の効率は上がる場合もあります
異なるチャレンジに没頭することで、潜在意識が解き放たれ、意識のある状態で収集した情報に惑わされず、斬新な問題解決方法を探すことができます。
著名な科学者の多くが、実は熱心なミュージシャンやアーティスト、スポーツマンという裏の顔をもっていることが多いのは、意図的にこの「没頭」を期待していることも関係しています。
そして、長い散歩は特に偉人たちの趣味である場合が多いことも明らかとなっています。
人類にとって多くの素晴らしい考えが彼らの散歩中に浮かんだものなのです。
不確定性原理も、高次元複素数、ルービックキューブも、全て散歩中のひらめきです。
「私の足が動き出すとき、思考も動き出す」
と言ったのは、自給自足の生活で、シンプルな生き方を綴った米国作家ヘンリー・デイビット・ソローです。
彼もまた大の散歩好きでした。
彼の言葉は科学で裏付けられています。
運動は脳の柔軟性を高め状態を良くします。
これは、筋力や循環器系に良い影響を与えるのと同じです。
すなわち、汗をかくと脳は成長し、新しい回路を作るのです。
その回路によって、行き詰まっていた問題への解決策が導かれたりひらめいたりする可能性が高まります
さらに運動はストレスを緩和し、これからのストレスに備える力を蓄える助けにもなるのです
私たちがアクティブに体を動かすほど、脳は影響を受け、その結果、創造性や生産性に良い影響を及ぼします。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、そのような活動的な時間は心の休息には必要不可欠なのです
少し小難しい言い回しになったかもですが、
「休息とは何かをすること。そして、没頭できる状態は、脳の休息にとても良いこと」
これだけ覚えてもらえれば大丈夫。
小説家 マーク・トウェイン
生産性、効率性、わたしが大好きな言葉です。
しかし、
「人生のキャリア」という観点においては、
ときに無駄と思える「寄り道」の時間が、
その人にとっての「転機」となり変化への「対応力」を育むことがあります。
「過去の出来事・経験を抽象化」して「目の前の課題・事象に当てはめる」
これがつまり韻を踏むこと。
例えば、スキルや資格を習得するに至った背景となる「韻」、
現実は、ゲームのスキルやステータスのように瞬時にセットしたり購入するものではなく、
自分なりに意義や意味を腹落ちさせながら、反復練習をして積み上げてきた「独学的学び」がありますね。
よく、「習うほうが早い」と言われますが、必ずしも独学は決して無駄ではありません。
独学によって「無駄なこと」「寄り道」をしてしまった。結果的にはスキル習得に出遅れた経験もあるでしょう。
しかしその回り道の経験は、最短一直線でスキルを習得した人間にはない武器です。
むしろそれこそが習得したスキル以上に、「応用が利く普遍的な強み」となる可能性が高いのです。
私自身、今のように大学の仕事、人事顧問の仕事、アナリストの仕事、カウンセラー…という複業的キャリアに至るとは思いもしませんでした。
2度のメンタルダウンを経験し、休職も繰り返しました。
だからこそ、結果的にいくつもの職種経験や資格取得に至り、同じ理工系分野では珍しい独自のキャリアパスや経験を得たことが、現在の仕事、そしてメンタルの課題対応に活かされています。
あなたはキャリアの寄り道も休息も、「無駄」の一言で片づけてしまってはいませんか?
寄り道としての休息や余暇の充実、寄り道ができる時間的な余裕の価値がますます大切になってきますね。
作家 マース・トロリー=カーティン
三連休、
寝過ごしていようが…
そのままゴロゴロしていようが…
暴飲暴食で暴れ散らかしていようが…
台風で予定が潰れて家でゲームしていようが…
“楽しんで”さえいれば
それは決して時間の浪費でも無駄でもありません
生産性や価値にとらわれ過ぎると、
以前には感じていたはずの“楽しみ”をくだらなく感じたり
最初から、やりもしないのに、自分や相手の行動を値踏みして評価するようになる
それは人生の豊かさを失う可能性すらある危険なこと
過ごした時間の価値を決められるのは、他の誰でもなくその人自身です
あなたにとっての楽しい時間、過ごしていきましょう!