労働と休息の新しいバランス~自分に合った方法を見つけよう~

労働と休息の新しいバランス~自分に合った方法を見つけよう~
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この記事では、「休むのも仕事のうち」
当たり前過ぎて呆れますか?そんなことは当然できていると…?
ではお聞きしますが、「休むこと」を仕事と同じようにスケジュール帳に書き込まれていますか?
していない、というのなら少しお目通しください!

目次

休息を労働と同等に扱う

仕事の予定をスケジュール帳に書き込むなら、休息の予定も同じように書き込む

仕事ができる、成果を出している人ほど、「ここ」にこだわっているのです。

アリストテレス、ガンジーのような偉大な哲学者も、

ダーウィン、アインシュタインのような人類史に残る科学者も、

ロナウド、メッシ、大谷翔平のようなスポーツ界の超人たちも、

みんな、自分の労働時間と同じくらい、休息にもこだわりと情熱をかけていたのです。

休息は偶然でラッキーで嬉しいもの?

なぜ私たちは、休息をまるで仕事の合間のおまけのように、

短いことを勲章のように、ボーナスタイムかのように喜ぶのでしょう?

とても、とても、当たり前のことなのですが

車はどうやって動いていますか?

ガソリン、電気などエネルギーをチャージしているから動いていますよね。

給油や燃料チャージは車にとって、走行のために絶対に必要な行動と私たちは知っています。

では、私たちにとっての給油や燃料チャージはなんでしょうか。

もちろん”休息”ですね

休息を疎かにして良いパフォーマンスが出せる訳がない 休息とは仕事の敵ではなく、「不可欠なエネルギー」であり、活動を支える両輪ともいえる「パートナー」です。

大切なことはみんな知っているのに…

分かっている…そんなこと分かっているんだけど、仕事が溜まっていて、、、

その言葉、痛いほど分かります。

会社員時代、私の1日の休息時間は10分でした。
別に自慢ではなく、ただただやるべき(と信じていた)仕事が詰まっていたのです
それを何とか気合でこなす(こなしたと思っていた)
朝一番にオフィスに入り、戸締りをしてオフィスを去る。
仕事は姿勢と成果で語る。それこそが自分が会社にいる理由。

そんな私のようなブラック社会人に朗報です。

成果を挙げている研究者の共通点を出すために行われた調査の結果

最も生産性が高い研究者の労働時間は4~6時間

彼らは仕事をすっぱり切り上げて、その他の時間をゆっくりと自由に過ごしました。

そして逆に1日に10~12時間はたらく研究者が最も生産性が低いことが明らかとなりました。

この研究によって、1日7時間以上はたらいても生産性は上がらない、無駄労働であることが証明されてしまったのです。

確かに、長時間の精力的な活動により目覚ましい成果を挙げた偉人も数多くいます。

3時間しか寝なかったといわれるナポレオン、そしてそのナポレオンに憧れた野口英世も、超長時間の研究を続けた末に医学の発展に貢献しました。

しかし、彼らは幼少のときより周囲を驚かせる圧倒的な集中力を発揮するエピソードや卓越したタフネスな逸話が数多く残っています。

私たちはいまからそんな偉人の身体になれるのでしょうか。あなたにはそんな”逸話”がありますか?

目指すべきはそこではありませんね

私たちは、私たちの実現できる範囲で、ベストを尽くしていくしかありません。

4~6時間だけ集中して働く、そして集中して休む

これこそが、成果をだすための労働の最適解と覚えてください

きっといきなり出来るようにはなりません。

私自身、現在は1日基本6時間労働で家族を養っていますが
ここに至るまでにはメンタルの崩壊をまず経験し、その回復過程でいくつもの時間管理やタスク管理術、そして効果的と言われる様々な休息方法を試して自分なりの最適な休息と生活リズムを構築しました。

大切なことは、

・長時間労働が成果につながる保証はない。むしろ無駄労働の人の方が多い
・休みを取っても成果は出せる。むしろ成果が出る人の方が多い

ということです。

それでは一体自分にはどんな休息が合っているのか。生活を豊かに変えていくための休息とはどんなものなのか。

睡眠・栄養・休息、という3つの基本を押さえたうえで、1人1人の状況にあった休息方法を取り入れていくこと。

医師がコロナ患者にジョギングや軽い運動を薦めないように、

重度のうつ病を患った人に気分転換の旅行を薦めないように、

そのときのコンディションに合った休息を取り入れる必要があります。

そして、実際の生活で取り込めるような休息でなければ意味がありません。

繁忙期で絶対休めない人に「長期旅行でリフレッシュ」なんて提案したら怒られてしまいますよね。

そして何よりも休息とは

「自分自身にマッチしている」
「安らぎを感じる理由を理解している」

ということが効果を高めるうえでとても大切な条件となります。

そのためには、他人に言われたからやる、ではなく

「自己理解」を通じて、自分なりの最適な休息方法を選択する必要があるのです。

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