成功者たちの脳の休息法~5分でマインドフルネス呼吸法~

成功者たちの脳の休息法~5分でマインドフルネス呼吸法~
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この記事では、マインドフルネスの効果や基本となる手軽な呼吸法をご紹介します。脳を休息させるマインドフルネス呼吸法をお試しください。

「瞑想?マインドフルネス?イシキタカーイ」
意識が高いのではなく”効果が高い”のです。スティーブ・ジョブズなど著名人の高尚な習慣は昔の話、GoogleやMeta、大企業の基本研修となりブームを越えスタンダードとなったマインドフルネスを未だ敬遠する理由は?怖くも怪しくもないので見てみましょう

目次

脳の休息法の総称

アメリカでは数年前に爆発的に流行し、日本でも多くの書籍がたくさん出ていますね。

一言でいえば、瞑想などを通じた脳の休息法の総称と言えます。

Appleのスティーブ・ジョブズが瞑想の実践者だったことが、ひと際この瞑想やマインドフルネスを有名にしたことにつながっているでしょう。

他にも、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、タイガー・ウッズ、レディー・ガガ、イチロー、稲盛和夫さんや松下幸之助氏、、、著名人も挙げればきりがありません。

Googleで広まったSIY(サーチ・インサイド・ユアセルフ)というマインドフルネス研修も有名です。

現在はMetaやパタゴニアなど各業界の有名企業に限らず、オンライン研修で個人レベルでも体験できるようになっています。

アメリカ人は超実利主義。彼らがビジネスで無駄なことに巨額投資をすることはありません。

そんな彼らがなぜマインドフルネスを実践し始めているのか。その理由は簡単です。

彼らは脳の休息の大切さを理解していて、同時にマインドフルネスこそが最高の休息法だと知っているのです。

事実、すでにマインドフルネスの脳科学的な裏付けも相当進んでいます。

脳疲労の誤解と正体

脳は体重の2%ほどの大きさにもかかわらず体が消費する全エネルギーの20%を使ういわば「超大食漢」です。

脳の消費エネルギーの大半はDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という脳回路に使われています。

DMNとは、脳が意識的な活動をしていない時に働くベースの活動です。

自動車のアイドリングをイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。

このDMNは脳の消費エネルギーのなんと60~80%を占めます。

つまり、ただボーっとしたアイドリング状態にも関わらずこのDMMが過剰に働き続ける限り、脳はどんどん疲れていってしまうのです。

1日ぼーっとしてたのになぜか疲れが取れない…

という人は、完全にDMMに過剰な活動を許してしまっています。

このDMNの暴走を抑える脳構造をつくっていかないと、何をやっても疲れが取れず、あなたに真の休息が訪れることはありません。

疲労感とは脳の現象に他なりません。物理的な疲労以上にまずは脳の疲労が疲れたという感じをあなたにもたらします。

だからこそ「脳の休息法」を手に入れることが疲労を抑えるためだけでなく、あなたの集中力やパフォーマンスを高める最短・最速・最高効率ルートになるのです。

マインドフルネスで疲れ辛い脳へ

「ではリラックスして頭を休めよう」と思うでしょう。

しかし皆さんが想像する方法はたいていが「その場しのぎの応急処置」にしかなっていません。

真の休息とは、ただの充電ではダメなのです。

なぜなら脳は絶えず変わるから
※これを脳の可塑性と言います

マインドフルネスはその場しのぎではなく、継続することで疲れづらい脳が手に入るのです。

空になったバッテリーを充電するのではなく、あなた自身の脳を変えて、高度な集中力を常に引き出せるようにすることこそがマインドフルネスの最大のメリットです。

超入門!5分でマインドフルネス呼吸法

マインドフルネスについて語ると、とてつもなく奥深いので、今回は超基本となる手軽な呼吸法からご紹介します。

イライラやむかむか、何か集中できないときは、たいてい意識が過去か未来に向かってしまい、「こころがここにない」状態のときです。

現在に意識を向ける心の練習をすることで、こころの鎮静化と疲れづらい脳を作っていきましょう。

基本姿勢をつくる

・椅子に座る(背筋を伸ばし背もたれから離す)
・お腹はゆったり(手は太もも、脚は組まない)
・目は閉じる(開ける場合は2m程先を眺める)

体の感覚に意識を向ける

・接触の感覚を意識(足の裏と床、
 お尻と椅子、手と太ももなど)
・身体が地球に引っ張られる(重力の感覚)

呼吸を意識する

・呼吸に関わる感覚(鼻を通る空気、胸・腹の上下、
 呼吸の深さ、通気と吐く息の温度の違い…)
・深呼吸やコントロールは不要
(自然と呼吸がやってくるのを待つ)
・呼吸をただ数える(1,2,,,10)

基本姿勢をつくる⇒体の感覚に意識を向ける⇒呼吸を意識するを5分だけで良いので繰り返しましょう。

「現在に意識を向ける」こころの練習となり、疲れにくい脳をつくることにもつながっていきます。

脳は習慣が大好きなので、同じ時間・同じ場所でやるとさらに効果的ですよ。

やっていると雑念が浮かんだでしまうことがあります。

でも大丈夫。

雑念は生じて当然なので自分を責めないでください。雑念が浮かんだ事実に気づき、注意を呼吸に戻しましょう。

これで瞑想・マインドフルネスが身近になりましたね。
騙されたと思って。朝起きた時や寝る前の5分で続けてみてください。きっと疲労感が変わってくるはずですよ。

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